麻酔科医師の仕事

麻酔科の医師の役割とは 

麻酔科の医師が担う役割は多岐にわたります。最も重要な役割は手術中の患者の麻酔管理です。薬剤の投与時から手術中、そして覚醒まで、麻酔医が立ち合い患者の全身状態を管理します。麻酔の投与は加減が重要で、複数の疾患を持っている患者や、超高齢の患者、全身状態が悪い患者などは慎重な判断を要するため、麻酔医の専門的な知識が必要です。また緊急手術のさいには患者の情報が少ないため、手術に踏み切るタイミングや、使う薬剤の種類・投与量などの決断が必要とされます。手術中以外にも、疼痛を軽減する目的で麻酔を用いるときに麻酔科の医師は重要な役割を果たします。慢性の腰痛や頭痛に対して神経ブロックを行うことで痛みを減らします。最近ではペインクリニックを標榜し、麻酔による疼痛管理を専門に行っている病院が増えてきています。痛みをとるために麻酔を用いるという考え方は一般にはまだ十分に浸透しておらず、麻酔に対して抵抗がある患者さんもいるので、そうした人たちへの啓蒙も重要な役割であるといえます。

看護師もできる医療行為は 

以前は、医師のみに許可されている医療行為が存在しました。2013年11月に看護師が一部の医療行為が出来る制度の創設が厚生省が認可をしています。最近では、さらにこの行為を医師だけでなく、看護師もできるように制度の創設を決定しています。現段階では、その行為の範囲をどこまで容認できるかになっています。まだ、決定はされていませんが、予想されているのが国指定の研修を無事に終えた場合のみ、判断で、気管挿管や脱水患者への点滴などをできるようになります。最終案とされて今議論が進行しているのが、床ずれで壊死部分の切除や、点滴の高カロリーの調整などがあげられています。このような背景には、医療機関の人手不足があげられています。また、これから先の高齢者の増加に備えておく必要もでてくるからです。患者にとっては、命を預けています何よりも迅速な手当を求めています。そして、同時に安全でミスがないことはとても重要性があります。

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